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俺「ストライクウィッチーズだと・・・?」 137-158,935-948 前へ 目次へ戻る 次へ Episode2 『胎動』 翌日 新しい朝・・・ この日から本格的にストライクウィッチーズが始動する。 坂本「ほらほら頑張れ!残り2セットだ!」 リーネ「ハァ・・・ハァ・・・大丈夫・・・芳佳ちゃん?」 芳佳「ハァッ・・・ハァ・・・なんで・・・わたしまで・・・」 坂本「はっはっは!ついでだついで!」 芳佳「そ・・・そんな~・・・ハァハァ・・・」 軍医になった芳佳だったが朝は前と同様と一緒に走らされる羽目になってしまったようだ。 坂本「よし!そこまで!2人ともよく頑張ったな。汗を流してから飯としよう!」 芳佳 リーネ「はい!」 今朝の朝食は基地直属の食事班が作ってくれていた。 だがここはカールスラント。 この地の料理といえば・・・ ---食堂--- エーリカ「わーい!いもだー!」 ゲルト「こらハルトマン!あまり騒ぐんじゃない!カールスラント軍人たるものいかなるときでも・・・」 エーリカ「隙あり!」 ゲルト「あ!ちょ、お前!それは私の・・・」 ミーナ「少し声が大きいわよトゥルーデ。」 ゲルト「ミ・・・ミーナ・・・」 エーリカ「やーい、怒られてやんのー」 ミーナ「あなたもよ、フラウ。」 エーリカ「ちぇー。」 シャーリー「それにしても芋が多いな・・・ま、あたしは食べられればなんでもいいけど」アムッ モグモグ ペリーヌ「もしかしてこれからずっと毎日芋料理・・・なんてことはありませんわよね・・・?」 芳佳「あはは・・・それはちょっと・・・」 ルッキーニ「え?でもよしかも作ってくれるんでしょ?」 芳佳「あ、それもそうだね!」 エーリカ「わたしは毎日いもでもいいんだけどな~」 俺「それはちょっと勘弁っス・・・」 午後 それぞれが訓練のため外に出ていた。 俺一等兵はしばらくの間日中の哨戒に参加することに決まった。 もちろんそれは彼の実力をはかる目的だ。 ---基地内格納庫--- ミーナ「それじゃあ、俺一等兵。あなたの実力を測るためにまずは飛行テストからはじめます。」 俺「はいっス。」 今回の訓練にはシャーリーとルッキーニがいっしょだった。 ミーナ「まずはこの2人の後についていってください。途中、急な旋回行動をとる場合もありますから十分に注意してくださいね。」 俺「了解。」 ミーナ「それじゃあ2人ともお願いね。」 シャーリー ルッキーニ「りょーかい!」 3人が勢いよくエンジンをふかす。 ブロロロロロロロロと大きな発信音と共に3人が空中へと舞い上がった。 ---バルト海上空--- ミーナ「ザザッ・・・3人とも聞こえますか?」 インカムを通してミーナの声が聞こえる。 シャーリー「ああ、良好だよ隊長。」 ミーナ「それでは飛行テストを開始します。俺一等兵は先ほど言ったように2人についていってください。」 俺「了解です。」 ミーナ「それとシャーリーさん。」 シャーリー「なんだい?」 ミーナ「あまりスピードは出し過ぎないようにね。」 シャーリー「あはははは・・・了解・・・」 俺「?」 ルッキーニ「じゃあいくよ俺!」 俺「はいっス!」 3人は勢いよく飛び始めた。 時にひねりや旋回を入れたりして絵を描くかのように様々な機動で飛ぶ。 ミーナ「彼・・・なかなかやるわね・・・」 坂本「ああ・・・並みのウィッチでも難しい機動にも難なくついていってるな・・・」 シャーリー「おーい!大丈夫か俺?ついてきてるか?」 俺「はい、大丈夫っスよ。」 シャーリー「へー、やるじゃないか!(少しいじわるな旋回も入れたりしたんだけどな・・・できるなコイツ・・・)」 ルッキーニ「俺、すごーい!」 ミーナ「ザザッ・・・3人ともそこまで。」 ミーナ「一度帰投してください。」 シャーリー ルッキーニ 俺「了解。」 ---基地内格納庫--- シャーリー「ふぅ~・・・それにしてもお前、なかなかやるじゃないか!」 俺「いや~、イェーガー大尉ほどではないっスよ。」 シャーリー「ハッハッハ!謙遜するなって!あの旋回についてこれたんだ、大したもんだよ。」 ルッキーニ「あたしもびっくりしたー!だってシャーリーけっこうスピード出したのにについていってるんだもん!」 俺「あ~、それはこのストライカーのおかげかも知れないっスね。」 シャーリー「そうそう、飛んでるときに気になったんだけど、俺のそのストライカーって見たこと無いんだよな。」 俺「そりゃそうっス。これは俺専用に作ってもらったストライカーっスから。」 シャーリー「へ~、あたしらのストライカーとどっか違うのかい?」 俺「いえ、基本的な性能は一緒なはずです。ただこいつ・・・『オルフェウス』は装備者の気持ちの持ちようで性能が結構変わったりするそうっス。」 シャーリー「オルフェウスっていうのか、そいつ。で、気持ちの持ちようで変わるってのは・・・」 俺「なんでもこいつの性能は装備者の意識に呼応するように出来てるそうっス。詳しいことは俺も良くわかんないっスけど・・・」 俺「簡単に言えば俺が速く飛びたいって強く念じればスピードもそれに伴って早くなるし、急速旋回するときなんかはあらかじめ機動を決めて念じればそれと同じように飛べるっス。」 俺「まぁ速く飛んだり、複雑な機動で飛んでればその分魔力の減りも早いんスけどね。」 シャーリー「へぇ~。なんだか不思議なストライカーだな。今度中身見せてもらってもいいか?」 俺「はい、かまわないっスよ。」 ルッキーニ「うじゅ~、シャーリー・・・」 シャーリー「ああ、ごめんなルッキーニ。つい話し込んじゃったよ。」 ミーナ「3人ともお疲れ様。」 ミーナ「今回の分の俺さんのデータは十分に取れました。今日のテストはこれで終了とします。」 ミーナ「これから夕飯なので食堂に向かってください。あ、俺さんは少し話があるから残ってね。」 俺「了解っス。」 シャーリー「じゃーな、俺。またあとでな。」ツカツカ ルッキーニ「またねー!」タッタッタ 俺「はい、また。」 そう挨拶を交わして2人は去っていった。 ミーナ「それで俺さん。」 俺「なんでしょうか隊長。」 ミーナ「あなたのさっきの動きだけど・・・」 俺「あ~はいっス。さっきもあの2人に教えたんスけど・・・」 俺はミーナにもう一度ストライカーのことを話した。 ミーナ「・・・なるほどね。その意思に呼応するストライカーのおかげでさっきの機動も難なくこなせたと・・・」 俺「まあ、俺の実力も少しはあるでしょうけどね。」 ミーナ「フフフ、そうね。さあ皆が待ってるわ。食堂へ行きましょう。」 俺「はいっス!」 ---食堂--- 食堂ではすでに皆が集まっており団欒を交えながら食事を楽しんでいた。 芳佳「あ、俺さん!ミーナ隊長!」 芳佳「お2人の食事もちゃんと用意できてますよ。」 俺「ありがとうございますっス宮藤さん。」 ミーナ「ありがとうね、宮藤さん。」 見渡してみると朝見かけなかったエイラとサーニャもいた。 彼女達は夜間哨戒のために睡眠をとっていたのだ。 俺「隣、いいですかリトヴャク中尉?」 サーニャ「あ、はい・・・構いませんよ。」ニコッ 一瞬エイラがムッとした顔を見せたがサーニャと話すとすぐに機嫌を取り戻したようだ。 芳佳「えっと今回は俺さんには特別に・・・」 エイラ「あれは・・・」 ペリーヌ「もはや通過儀礼ですわねこれも・・・」 俺「? なんのことっスか?」 芳佳「納豆をご用意させていただきました!」 俺「おっ!納豆!ひさびさに食べるなぁ~」 芳佳「あれ?」 ペリーヌ「嫌ではありませんの?」 リーネ「すごいですね・・・」 俺「あれ?なんでっスか?」 芳佳「いえ、いつもは扶桑以外の方はこれをあまり食べてくれないんですけど・・・」 俺「ああ、そういえばまだリトヴャク中尉とユーティライネン中尉にしか言ってませんでしたね。」 芳佳「なにがですか?」 俺「俺はオラーシャと扶桑のハーフなんスよ。」 芳佳「はーぶ?」 リーネ「ハーフだよ・・・芳佳ちゃん・・・」 ペリーヌ「彼のご両親が扶桑とオラーシャの方、ということよ・・・」 芳佳「あー!そうだったんですか!よく考えたら『俺』って扶桑名ですもんね!」 俺「親父が扶桑人なんで朝にはよく納豆を食わされてました。初めは嫌だったんスけど、年を重ねるにつれてだんだんと・・・」 芳佳「あ~わかります!それ!わたしもそうでした!」 ゲルト「豆の話だけであれほど盛り上がれるとは・・・」 エーリカ「・・・隙ありっ!」 ゲルト「あ!ハルトマン!お前はまた私の食べ物を・・・」 ズルズルッっと威勢の良い音が聞こえる ペリーヌ「本当に食べますのね・・・」 エイラ「お前、よくそれ食えるナ・・・」 サーニャ「・・・・・」 俺「え?だって美味いっスよ?これ。」 俺「んでも、夜に食べる納豆ってのもまた一味・・・」ズルズル 坂本「はっはっは!なかなか威勢のいい食べっぷりじゃないか!」 芳佳「おかわりまだいっぱいありますから、遠慮なく言ってくださいね。」 俺「あ、じゃあおかわり。」 芳佳「って早っ!」 その後もこんな他愛も無い会話で夕食の時間が終わった。 翌日 ---基地内格納庫--- 俺は再び格納庫に来ていた。 ミーナ「今日は射撃訓練も兼ねてペイント弾を使っての戦闘訓練を行います。」 ミーナ「今回はハルトマン中尉とバルクホルン大尉に協力してもらいます。」 エーリカ「よろしくね~俺。」 ゲルト「お前の実力見せてもらうぞ。」 俺「よろしくお願いします。」 ミーナ「それじゃあ3人とも所定の位置へ向かってください。」 ゲルト エーリカ 俺「了解。」 ---バルト海海上--- ミーナ「ザザッ・・・3人とも聞こえますか?」 ゲルト「ああ、聞こえているぞ、ミーナ。」 ミーナ「それでは戦闘訓練を行います。戦闘を行うのは俺一等兵とハルトマン中尉。被弾判定はバルクホルン大尉にお願いします。」 ゲルト「了解だ。」 ミーナ「ペイント弾といっても当たればそれなりに痛いはずですから被弾しないようお互いベストを尽くしてください。」 エーリカ「いっとくけど手加減はしないよ!」 俺「はいっス!全力でお願いしますっス!」 ゲルト「ではいくぞ・・・始め!」 ゲルトの合図と同時に2人が急速に上昇した。 お互いに相手の後ろを取ろうと器用にストライカーを操作する。 と先に後ろをとったのはエーリカだった。 エーリカ「もらったぁ!」ダダダダダダダ!! 俺「舐めてもらっちゃ困るっス!」 エーリカ「!!」 俺が見せたのはかつて坂本の十八番であった・・・ エーリカ(左捻り込み・・・!!) 俺「もらったっス!」ダダダダダダ!! 今度は俺が後ろを取る。が・・・ エーリカ「まだまだ!シュトゥルム!」 エーリカの掛け声と同時に彼女の固有魔法によって、疾風の如く急速に離脱されてしまった。 俺「すげ・・・!これがウルトラエース・・・!!」 エーリカ「見とれてる場合かなっ!」ダダダダダダダダ!! 上方から迫るエーリカ。 俺「あぶねっ!」ヒョイ しかし、俺は迫るペイント弾を異常ともいえるブレイクで難なくかわす。 エーリカ「嘘・・・」 すれ違い、今度はヘッドオンの状態に。 ダダダダダダダダダ!! とお互いにロールを加え、回避しつつペイント弾を放つ。 だが・・・ ベチャ と鈍い音。 俺「うぇ!?」 ゲルト「しょ・・・勝負有り!ハルトマン中尉の勝ち!」 見ると、俺の顔面にペイント弾がしっかりと付着していた。 俺「だー!やっぱ無理かぁ・・・」 エーリカ「うん・・・でも、あたしもう弾切れなんだよね・・・」 ゲルト「なに!?・・・まさか、あのハルトマンをここまで追い込むとは・・・」 エーリカ「びっくりしたよ。いきなり変な機動で動くんだもん。」 俺「あ~、それはこいつのおかげっスね。」 コツコツとストライカーを叩く俺。 俺「こいつはなんでも俺の思い描いた機動をダイレクトに反映してくれるみたいで、これまでもずっとその機能に助けられてきたんス。」 俺「ただ、この機能使うと魔力の消費が著しく早くなるんで、あまり機能を使いながら長時間航行し続けたりするのは無理なんスけど・・・」 ゲルト「そうか・・・ただお前が使えると証明するには十分すぎる結果だな。なにせあのハルトマンをここまで追い込んだんだ。」 エーリカ「なんか勝ったのに負けた気分・・・」 俺「ははは・・・」 ミーナ「ザザッ・・・訓練は終わったようね。3人ともそろそろ帰投してもらえるかしら?」 ゲルト「ああ、今から帰投する。」 ゲルト「2人とも聞こえたな。そろそろ戻るぞ。」 エーリカ 俺「了解!」 ---基地内格納庫--- ミーナ「3人ともお疲れ様。俺さん、あなたには驚かされっぱなしだわ・・・」 俺「あはは・・・恐縮っス・・・」 ゲルト「同感だ、なにせあのハルトマ・・・」 エーリカ「わーわーわー!もう、何回同じこと言うんだよぉトゥルーデ!」 ゲルト「しかしあの結果は誰も予期していなかったからな・・・」 ミーナ「そうね、今回の結果であなたの力が全員に認められるはずだわ。」 エーリカ「ミーナまで・・・よし決めた!勝ったけど、明日もっかいリベンジするからね!」 俺「ええ~・・・」 エーリカ「するったらするんだからね!いい!?」 俺「は・・・はいっス・・・」 ミーナ「あらあらフラウがこんなに本気になるなんて珍しいわね。」 ミーナ「でも今日はもう終わり。さぁ、この後は夕食よ。3人ともシャワーを浴びてから食堂に行ってね。」 次の日、俺はエーリカによってペイント弾まみれにされたのだった。 続き→ペルソナ3 -ページ先頭へ
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Episode2 『胎動』 翌日 新しい朝・・・ この日から本格的にストライクウィッチーズが始動する。 坂本「ほらほら頑張れ!残り2セットだ!」 リーネ「ハァ・・・ハァ・・・大丈夫・・・芳佳ちゃん?」 芳佳「ハァッ・・・ハァ・・・なんで・・・わたしまで・・・」 坂本「はっはっは!ついでだついで!」 芳佳「そ・・・そんな~・・・ハァハァ・・・」 軍医になった芳佳だったが朝は前と同様と一緒に走らされる羽目になってしまったようだ。 坂本「よし!そこまで!2人ともよく頑張ったな。汗を流してから飯としよう!」 芳佳 リーネ「はい!」 今朝の朝食は基地直属の食事班が作ってくれていた。 だがここはカールスラント。 この地の料理といえば・・・ ---食堂--- エーリカ「わーい!いもだー!」 ゲルト「こらハルトマン!あまり騒ぐんじゃない!カールスラント軍人たるものいかなるときでも・・・」 エーリカ「隙あり!」 ゲルト「あ!ちょ、お前!それは私の・・・」 ミーナ「少し声が大きいわよトゥルーデ。」 ゲルト「ミ・・・ミーナ・・・」 エーリカ「やーい、怒られてやんのー」 ミーナ「あなたもよ、フラウ。」 エーリカ「ちぇー。」 シャーリー「それにしても芋が多いな・・・ま、あたしは食べられればなんでもいいけど」アムッ モグモグ ペリーヌ「もしかしてこれからずっと毎日芋料理・・・なんてことはありませんわよね・・・?」 芳佳「あはは・・・それはちょっと・・・」 ルッキーニ「え?でもよしかも作ってくれるんでしょ?」 芳佳「あ、それもそうだね!」 エーリカ「わたしは毎日いもでもいいんだけどな~」 俺「それはちょっと勘弁っス・・・」 午後 それぞれが訓練のため外に出ていた。 俺一等兵はしばらくの間日中の哨戒に参加することに決まった。 もちろんそれは彼の実力をはかる目的だ。 ---基地内格納庫--- ミーナ「それじゃあ、俺一等兵。あなたの実力を測るためにまずは飛行テストからはじめます。」 俺「はいっス。」 今回の訓練にはシャーリーとルッキーニがいっしょだった。 ミーナ「まずはこの2人の後についていってください。途中、急な旋回行動をとる場合もありますから十分に注意してくださいね。」 俺「了解。」 ミーナ「それじゃあ2人ともお願いね。」 シャーリー ルッキーニ「りょーかい!」 3人が勢いよくエンジンをふかす。 ブロロロロロロロロと大きな発信音と共に3人が空中へと舞い上がった。 ---バルト海上空--- ミーナ「ザザッ・・・3人とも聞こえますか?」 インカムを通してミーナの声が聞こえる。 シャーリー「ああ、良好だよ隊長。」 ミーナ「それでは飛行テストを開始します。俺一等兵は先ほど言ったように2人についていってください。」 俺「了解です。」 ミーナ「それとシャーリーさん。」 シャーリー「なんだい?」 ミーナ「あまりスピードは出し過ぎないようにね。」 シャーリー「あはははは・・・了解・・・」 俺「?」 ルッキーニ「じゃあいくよ俺!」 俺「はいっス!」 3人は勢いよく飛び始めた。 時にひねりや旋回を入れたりして絵を描くかのように様々な機動で飛ぶ。 ミーナ「彼・・・なかなかやるわね・・・」 坂本「ああ・・・並みのウィッチでも難しい機動にも難なくついていってるな・・・」 シャーリー「おーい!大丈夫か俺?ついてきてるか?」 俺「はい、大丈夫っスよ。」 シャーリー「へー、やるじゃないか!(少しいじわるな旋回も入れたりしたんだけどな・・・できるなコイツ・・・)」 ルッキーニ「俺、すごーい!」 ミーナ「ザザッ・・・3人ともそこまで。」 ミーナ「一度帰投してください。」 シャーリー ルッキーニ 俺「了解。」 ---基地内格納庫--- シャーリー「ふぅ~・・・それにしてもお前、なかなかやるじゃないか!」 俺「いや~、イェーガー大尉ほどではないっスよ。」 シャーリー「ハッハッハ!謙遜するなって!あの旋回についてこれたんだ、大したもんだよ。」 ルッキーニ「あたしもびっくりしたー!だってシャーリーけっこうスピード出したのにについていってるんだもん!」 俺「あ~、それはこのストライカーのおかげかも知れないっスね。」 シャーリー「そうそう、飛んでるときに気になったんだけど、俺のそのストライカーって見たこと無いんだよな。」 俺「そりゃそうっス。これは俺専用に作ってもらったストライカーっスから。」 シャーリー「へ~、あたしらのストライカーとどっか違うのかい?」 俺「いえ、基本的な性能は一緒なはずです。ただこいつ・・・『オルフェウス』は装備者の気持ちの持ちようで性能が結構変わったりするそうっス。」 シャーリー「オルフェウスっていうのか、そいつ。で、気持ちの持ちようで変わるってのは・・・」 俺「なんでもこいつの性能は装備者の意識に呼応するように出来てるそうっス。詳しいことは俺も良くわかんないっスけど・・・」 俺「簡単に言えば俺が速く飛びたいって強く念じればスピードもそれに伴って早くなるし、急速旋回するときなんかはあらかじめ機動を決めて念じればそれと同じように飛べるっス。」 俺「まぁ速く飛んだり、複雑な機動で飛んでればその分魔力の減りも早いんスけどね。」 シャーリー「へぇ~。なんだか不思議なストライカーだな。今度中身見せてもらってもいいか?」 俺「はい、かまわないっスよ。」 ルッキーニ「うじゅ~、シャーリー・・・」 シャーリー「ああ、ごめんなルッキーニ。つい話し込んじゃったよ。」 ミーナ「3人ともお疲れ様。」 ミーナ「今回の分の俺さんのデータは十分に取れました。今日のテストはこれで終了とします。」 ミーナ「これから夕飯なので食堂に向かってください。あ、俺さんは少し話があるから残ってね。」 俺「了解っス。」 シャーリー「じゃーな、俺。またあとでな。」ツカツカ ルッキーニ「またねー!」タッタッタ 俺「はい、また。」 そう挨拶を交わして2人は去っていった。 ミーナ「それで俺さん。」 俺「なんでしょうか隊長。」 ミーナ「あなたのさっきの動きだけど・・・」 俺「あ~はいっス。さっきもあの2人に教えたんスけど・・・」 俺はミーナにもう一度ストライカーのことを話した。 ミーナ「・・・なるほどね。その意思に呼応するストライカーのおかげでさっきの機動も難なくこなせたと・・・」 俺「まあ、俺の実力も少しはあるでしょうけどね。」 ミーナ「フフフ、そうね。さあ皆が待ってるわ。食堂へ行きましょう。」 俺「はいっス!」 ---食堂--- 食堂ではすでに皆が集まっており団欒を交えながら食事を楽しんでいた。 芳佳「あ、俺さん!ミーナ隊長!」 芳佳「お2人の食事もちゃんと用意できてますよ。」 俺「ありがとうございますっス宮藤さん。」 ミーナ「ありがとうね、宮藤さん。」 見渡してみると朝見かけなかったエイラとサーニャもいた。 彼女達は夜間哨戒のために睡眠をとっていたのだ。 俺「隣、いいですかリトヴャク中尉?」 サーニャ「あ、はい・・・構いませんよ。」ニコッ 一瞬エイラがムッとした顔を見せたがサーニャと話すとすぐに機嫌を取り戻したようだ。 芳佳「えっと今回は俺さんには特別に・・・」 エイラ「あれは・・・」 ペリーヌ「もはや通過儀礼ですわねこれも・・・」 俺「? なんのことっスか?」 芳佳「納豆をご用意させていただきました!」 俺「おっ!納豆!ひさびさに食べるなぁ~」 芳佳「あれ?」 ペリーヌ「嫌ではありませんの?」 リーネ「すごいですね・・・」 俺「あれ?なんでっスか?」 芳佳「いえ、いつもは扶桑以外の方はこれをあまり食べてくれないんですけど・・・」 俺「ああ、そういえばまだリトヴャク中尉とユーティライネン中尉にしか言ってませんでしたね。」 芳佳「なにがですか?」 俺「俺はオラーシャと扶桑のハーフなんスよ。」 芳佳「はーぶ?」 リーネ「ハーフだよ・・・芳佳ちゃん・・・」 ペリーヌ「彼のご両親が扶桑とオラーシャの方、ということよ・・・」 芳佳「あー!そうだったんですか!よく考えたら『俺』って扶桑名ですもんね!」 俺「親父が扶桑人なんで朝にはよく納豆を食わされてました。初めは嫌だったんスけど、年を重ねるにつれてだんだんと・・・」 芳佳「あ~わかります!それ!わたしもそうでした!」 ゲルト「豆の話だけであれほど盛り上がれるとは・・・」 エーリカ「・・・隙ありっ!」 ゲルト「あ!ハルトマン!お前はまた私の食べ物を・・・」 ズルズルッっと威勢の良い音が聞こえる ペリーヌ「本当に食べますのね・・・」 エイラ「お前、よくそれ食えるナ・・・」 サーニャ「・・・・・」 俺「え?だって美味いっスよ?これ。」 俺「んでも、夜に食べる納豆ってのもまた一味・・・」ズルズル 坂本「はっはっは!なかなか威勢のいい食べっぷりじゃないか!」 芳佳「おかわりまだいっぱいありますから、遠慮なく言ってくださいね。」 俺「あ、じゃあおかわり。」 芳佳「って早っ!」 その後もこんな他愛も無い会話で夕食の時間が終わった。 翌日 ---基地内格納庫--- 俺は再び格納庫に来ていた。 ミーナ「今日は射撃訓練も兼ねてペイント弾を使っての戦闘訓練を行います。」 ミーナ「今回はハルトマン中尉とバルクホルン大尉に協力してもらいます。」 エーリカ「よろしくね~俺。」 ゲルト「お前の実力見せてもらうぞ。」 俺「よろしくお願いします。」 ミーナ「それじゃあ3人とも所定の位置へ向かってください。」 ゲルト エーリカ 俺「了解。」 ---バルト海海上--- ミーナ「ザザッ・・・3人とも聞こえますか?」 ゲルト「ああ、聞こえているぞ、ミーナ。」 ミーナ「それでは戦闘訓練を行います。戦闘を行うのは俺一等兵とハルトマン中尉。被弾判定はバルクホルン大尉にお願いします。」 ゲルト「了解だ。」 ミーナ「ペイント弾といっても当たればそれなりに痛いはずですから被弾しないようお互いベストを尽くしてください。」 エーリカ「いっとくけど手加減はしないよ!」 俺「はいっス!全力でお願いしますっス!」 ゲルト「ではいくぞ・・・始め!」 ゲルトの合図と同時に2人が急速に上昇した。 お互いに相手の後ろを取ろうと器用にストライカーを操作する。 と先に後ろをとったのはエーリカだった。 エーリカ「もらったぁ!」ダダダダダダダ!! 俺「舐めてもらっちゃ困るっス!」 エーリカ「!!」 俺が見せたのはかつて坂本の十八番であった・・・ エーリカ(左捻り込み・・・!!) 俺「もらったっス!」ダダダダダダ!! 今度は俺が後ろを取る。が・・・ エーリカ「まだまだ!シュトゥルム!」 エーリカの掛け声と同時に彼女の固有魔法によって、疾風の如く急速に離脱されてしまった。 俺「すげ・・・!これがウルトラエース・・・!!」 エーリカ「見とれてる場合かなっ!」ダダダダダダダダ!! 上方から迫るエーリカ。 俺「あぶねっ!」ヒョイ しかし、俺は迫るペイント弾を異常ともいえるブレイクで難なくかわす。 エーリカ「嘘・・・」 すれ違い、今度はヘッドオンの状態に。 ダダダダダダダダダ!! とお互いにロールを加え、回避しつつペイント弾を放つ。 だが・・・ ベチャ と鈍い音。 俺「うぇ!?」 ゲルト「しょ・・・勝負有り!ハルトマン中尉の勝ち!」 見ると、俺の顔面にペイント弾がしっかりと付着していた。 俺「だー!やっぱ無理かぁ・・・」 エーリカ「うん・・・でも、あたしもう弾切れなんだよね・・・」 ゲルト「なに!?・・・まさか、あのハルトマンをここまで追い込むとは・・・」 エーリカ「びっくりしたよ。いきなり変な機動で動くんだもん。」 俺「あ~、それはこいつのおかげっスね。」 コツコツとストライカーを叩く俺。 俺「こいつはなんでも俺の思い描いた機動をダイレクトに反映してくれるみたいで、これまでもずっとその機能に助けられてきたんス。」 俺「ただ、この機能使うと魔力の消費が著しく早くなるんで、あまり機能を使いながら長時間航行し続けたりするのは無理なんスけど・・・」 ゲルト「そうか・・・ただお前が使えると証明するには十分すぎる結果だな。なにせあのハルトマンをここまで追い込んだんだ。」 エーリカ「なんか勝ったのに負けた気分・・・」 俺「ははは・・・」 ミーナ「ザザッ・・・訓練は終わったようね。3人ともそろそろ帰投してもらえるかしら?」 ゲルト「ああ、今から帰投する。」 ゲルト「2人とも聞こえたな。そろそろ戻るぞ。」 エーリカ 俺「了解!」 ---基地内格納庫--- ミーナ「3人ともお疲れ様。俺さん、あなたには驚かされっぱなしだわ・・・」 俺「あはは・・・恐縮っス・・・」 ゲルト「同感だ、なにせあのハルトマ・・・」 エーリカ「わーわーわー!もう、何回同じこと言うんだよぉトゥルーデ!」 ゲルト「しかしあの結果は誰も予期していなかったからな・・・」 ミーナ「そうね、今回の結果であなたの力が全員に認められるはずだわ。」 エーリカ「ミーナまで・・・よし決めた!勝ったけど、明日もっかいリベンジするからね!」 俺「ええ~・・・」 エーリカ「するったらするんだからね!いい!?」 俺「は・・・はいっス・・・」 ミーナ「あらあらフラウがこんなに本気になるなんて珍しいわね。」 ミーナ「でも今日はもう終わり。さぁ、この後は夕食よ。3人ともシャワーを浴びてから食堂に行ってね。」 次の日、俺はエーリカによってペイント弾まみれにされたのだった。 続き→ペルソナ3
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自分で目覚めたペルソナ使いは、全員家族・生活環境になんらかの問題を持っている。 ペルソナ使いになるには、そういったストレスのようなものが必要なのかも。 主人公 桐条の事故で両親死亡。その後の10年間も(養両親との不仲(?)により)あまり幸福な生活ではなかった模様。 岳羽ゆかり 父親死亡。母親とは疎遠。 伊織順平 父親が土地で失敗して借金があるらしい。野球で挫折を味わう。 山岸風花 両親に過度の期待をかけられ、疎遠に。家に居場所がない。 桐条美鶴 母親死亡(?)。祖父の過失で問題を抱えている。 真田明彦 孤児。妹が火事で死亡。 荒垣真次郎 孤児。天田の母親を死なせている(ペルソナ覚醒とは無関係)。 天田乾 荒垣の過失で母親死亡。父親は不明(離婚)。 コロマル 飼い主死亡(シャドウに殺されている)。 アイギス 人間の精神を持っているがロボ。 ペルソナ倶楽部P3にて 自分の中の死を見つめ、積極的に係わろうとする人間だけが、ペルソナ能力者になれる。 若い人間の方が、妥協をしない為発現しやすいらしい。 意見 P3パーティーキャラは「居場所が無い」「天涯孤独」がついている。 ※追記 「死に際し、死に抗する為に発現する力」という意味でなら、過去のシリーズの登場人物のペルソナの覚醒した状況も、おおよそそれに合致する。 初代ペルソナ~聖エルミン学園生の面々は神取の放った悪魔との戦いで、ペルソナ2罪・罰の登場人物も軒並みこれに倣う形でペルソナに覚醒している。 例外としてあるのは初代ペルソナの登場人物・神取鷹久やペルソナ2罪での仮面党のペルソナ使い達で、彼らに限ってはペルソナ能力に「覚醒めた」というより、這い寄る混沌ニャルラトホテプに「与えられた」と見たほうが見方としては正しい。
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前ページ次ページゼロのペルソナ 刑死者 意味……殉教・無意味な犠牲 完二とワルドの決闘騒ぎがあった夜、女神の杵亭は襲撃された。襲われたのは酒場だ。 不意を打った攻撃に、酒盛りしていたキュルケ、ワルド、ルイズはその場で応戦する。地面と一体化した石の机の足を折り盾とし、魔法を飛ばす。 タバサと完二、陽介、クマたちはそれぞれの部屋にいたが、騒ぎを聞きつけ一階に下りてきた。タバサはすでに寝ていたのかパジャマのままである。 「おいおいおいおい、いったい何がどーなってんだ?」 慌てた様子の陽介にキュルケは簡潔に説明する。 「2、30人の傭兵たちが突然、襲ってきたのよ。店の外にはもっと数がいるでしょうし、魔法使いまでいるわ」 「僕たちの任務を邪魔しようとするものがいるようだね」 「いったい誰よ!」 忌々しそうに唸るルイズをキュルケはなだめた。 「その詮索はあとよ、今は目の前のこいつらをなんとかしないと……」 喋っている間も矢は間断なく飛んでくる。たまに返事代わりに魔法を飛ばす。 「こういう任務の場合は半分でも目的地に着けば任務は達成されたものとされる」 「囮」 そう必要最小限の言葉で答えたのはタバサだ。ワルドは頷いて作戦を話し始める。 「半分が傭兵たちを拘束し、残り半分が船へと向かう」 クマは駄々をこねるようにその作戦に異議を申し立てた。 「誰かを置き去りにするってことクマか?いやクマよ!そんなの絶対ダメだクマ!」 キュルケが諭すように言う。 「クマ、言ってる場合じゃないわ、これは任務なのよ」 しかし完二もクマを援護した。 「いや、クマの言うとおりだ。そんなみっともねえマネできねえ」 「だからそんなこと言ってる場合じゃ……」 「あっ、そうだ!」 ルイズの発言を途中で切るように陽介が大声をだした。 さえぎられたルイズがジロリと陽介を睨んだ。陽介は少しビビりながら思いついたことを話始めた。 「なあ、あいつら追って来れなくすればいいんだろ?もしかしたら何とかできるかも」 ワルドは否定するように言う。 「かもじゃダメだ」 「一分、いや30秒あればいいから!」 ワルドは困惑した。少年が何をしようとするのか見当が付かなかったからだ。 しかし陽介の隣にいたパジャマ姿の彼の主人が「やって」と許可を出した。 「よし、わかった。ペルソナ!」 陽介の顔の前に黄金色のカードが現れ、それを陽介は握り潰すように砕いた。 彼の背後に彼の化身だというペルソナが現れた。 クマと完二は何度も目にしたことがある姿だった。しかしルイズ、キュルケ、ワルドは全くの初見であり、タバサも以前の任務で見たきりであった。 ペルソナ、スサノオはハルケギニアでは見ない青い生地で手足、胴体を包んでおり、その体の回りにはギザギザの歯の円形の刃が浮いていた。頭は燃え盛る炎のようだ。 スサノオは傭兵たちを見た。傭兵たちに動揺が走る。この世界でペルソナを見たことがある人物などいるはずもないから当然の反応である。 スサノオは力を貯めるように身を縮める。それから彼の周りを自転していた刃が天へと飛んでいくと同時に力が解き放たれる。 その力は傭兵たちを襲い、スサノオは役目を果たしたとばかりに姿を消した。 「どうだ、クマ?」 「ムムッ!半分は混乱してるみたいクマ」 クマはその大きな頭をひょこっとバリケードにした机から出しながら言った。 「よっしゃ!」 ルイズたちは陽介が何をしたのか、分からず、当惑していた。 「何したのよ?」 ルイズが代表するように尋ねる。 「テンタラフーっつう魔法でなあいつらを混乱させたんだ。半分くらいはかかってくれたらしい」 陽介の説明はあまりに要点を捉えすぎていて、その説明はルイズたちの混乱を解くには足るものではなかった。 だが実際に自分たちを襲ってきた者たちの姿がその説明を補強する。 気をつけながらテーブルから顔を出して見ると奇妙なことが起こっていた。 傭兵たちの中に攻撃の手を無駄に休めたり、味方を襲ったり、お金をバラめいている者が現れている。確かに混乱していると言う他ない。 「すごい」 「ペルソナってこんなこともできるの?」 キュルケが驚嘆して言う。 「クマはできんクマ」 「オレも出来ねえな」 「言ってる場合じゃねえぞ!混乱解ける前にさっさと行こうぜ!」 陽介に答えるようにみな頷き、女神の杵の裏口から飛び出した。 何人か襲ってくる者がいるが、軽く撃退していく。正気を保っている者も混乱した味方のせいで身動き取れなくなっているようだ。 襲撃者を置き去りにし、アルビオンへ向かう一行は船着場に向かう。 ワルドを先頭として駆けて行くうちに丘の上に着いた。その丘の上で、陽介たち異世界からの来訪者たちは息を飲んだ。 その丘からは非常に大きな木が見えた。山ほどもありそうで、その頂上は闇に隠れみることが出来なかった。 「でけえ……」 「見るクマ!船が木になってるクマ!」 見上げると確かに巨大な木の枝々に船があって、たしかに船がなっていると表現してもよい光景であった。 「別にあれはなってるわけじゃないわ。停めてるだけよ」 「それにしてもすげえ光景だけどな……」 ワルドは木の幹へと向かい、他もそれに従う。 木の根元には入り口が開けられており、中に入ると陽介たちは再び驚いた。中はくりぬかれたような空洞となっていたのだった。 そこが中心となり、船のある各枝へと入り口が通じているわけである。 それぞれの入り口にはプレートが付けられ、どの停泊所かわかるようになっていた。 ワルドは目当てのプレートを見つけたのか迷いない足取りで駆けていく。 それに続くと木の枝でできた階段の上へと出た。陽介、完二、クマは呻いた。 木の枝の階段は手すりが着いているとはいえその脇には何もなく、落ちれば真っ逆さまである。 さらに階段もさすが素材が素材だけあって歩むたびにしなり恐怖感が刺激された。 しばらく走って恐怖感が薄れたころ、単調に階段を上る作業に変化が訪れる。 何度目かの踊り場で最後尾にいたキュルケと完二は後ろから何者かが追ってきたことに気付いた。 振り向くと仮面をつけた妙ななりをした人物がいる。その姿とこの状況下で敵と判断するほかない。 しかし時既に遅く、それは呪文を完成させ、一番後方にいたキュルケに魔法を放とうとした。 「危ねえ!」 完二がそれをかばおうとキュルケと襲撃者の間に割って入る。 すると仮面の男は魔法を放つのをやめて、突き飛ばすようにキュルケ、完二の脇を抜けた。そしてルイズをつかんで階段から闇夜へと飛び降りる。 二人は魔法を撃つものと思っていたために完全に不意を突かれ、反応出来なかった。 しかし、反応出来た者もいた。タバサは氷の矢をすばやく作り、それを落ちていく襲撃者へと放った。 そしてワルドは飛び降りて、氷の矢を喰らい襲撃者が手放してしまったルイズを抱きフライで飛んだ。襲撃者は落ちていく。 「な、なあ、もしかしてアイツ落ちて死んじまったのか?」 陽介がためらいがちに尋ねる。 「いや、フライでも使って生き延びるだろう」 陽介は安心したようにほっと息を吐くと、ワルドは眉をひそめた。 「きみは我々を襲った者の命まで考えるのかね?」 「いや、そーいうわけじゃ……いや、やっぱそーですね。人に死んで欲しくないです。できればさっき混乱させてきた連中も……」 キュルケも呆れたように言う。 「でもあいつらはわたしたちを殺そうとしてるのよ」 「わかってるけど、それでも殺したくないし、死んで欲しくもねーんだよ」 少し強い口調で陽介は言った。 「よくぞ言ったヨースケ!」 「オレたちゃ別に人殺しのためにこの世界に来たわけじゃねーしな」 クマと完二も同調する。 この世界の魔法使いたちは彼らを甘いと思ったかもしれない。 しかし陽介たちの不殺はただの彼らの世界の一般論ではない。 誰も殺さないというのは彼らがかつての五里霧中の謎の中でたどり着いた答えの一つなのだ。 立ち止まって話をするのはそこまでにして再び一行は階段を駆け上がり始めた。 「そういえばカンジ、さっきはありがとうね。かばってもらっちゃって」 キュルケが礼を言うが、完二は憮然として答える。 「ああ?別にいいって。つか、結局あいつナンもしてこなかったし……」 ルイズも守れなかったしな。と完二は口の中で言った。 「なにか言った?」 「なんでもねえよ」 階段を登りきるとそこから一本の枝へ通じていた。 その枝に沿って一つの船がロープで吊るされていた。そのロープは上の枝から伸びているようだった。 「これが飛ぶのか……」 陽介たちがポカンとしている間に、ワルドは船員を見つけて声をかける。 「船長はいるか?」 「寝てるぜ。アルビオンまで行きたきゃ明日まで待つんだな」 小ばかにした顔をした船員に、ワルドは杖を見せびらかすように杖を抜く。 「き、貴族!」 「僕は船長を呼べと言ったんだ」 船員は船長を呼びに走っていった。 少し経って初老の男性が現れた。どうやらこの船の船長らしい。 「なんのようですかな?」 「女王陛下の魔法衛士隊の隊長、ワルド子爵だ」 船長は高位の人物だとわかり物腰を柔らかにした。 「これはこれは。して、いったいどういったご用向きで?」 「今すぐ出発してもらいたい」 船長が驚いた顔をする。 「無理です。風石が足りません」 「なんだ?その、風石って?」 尋ねた完二に、そんなことも知らんのかという顔を浮かべながら船長が答える。 「風の魔法力を貯めた石さ。それで船は浮くんだ」 それから船長はワルドに向き直った。 「明日、最もアルビオンは近づきまさ。その最短距離の分しか風石はありません。今から出たんじゃ途中で落っこちまいまさ」 「風石が足りない分は僕が補おう。僕は風のスクウェアだ」 船員たちは顔を見合わせ、それからワルドに向かって頷いた。 「料金は弾んでもらいますよ」 「積荷はなんだ?」 「硫黄です。新しい秩序を作ろうとしている貴族たちには黄金よりも欲しいものでさ」 「その運賃と同額出そう」 商談は成立した。 突然の出向となり、船の上はあわただしくなった。寝ていた船員たちも叩き起こされたようだった。 あわただしくなった船を俯瞰しながら完二は言った。 「これが飛ぶのか……」 「驚いた?」 ルイズが得意そうに言う。 「まあな。へへっ、でもちょっと楽しみだな」 「あんたってガキね」 「うっせ」 それから二人の間に沈黙が流れる。 「さっきは守ってやれなくて悪かったな」 完二の言葉を聞き、ルイズは驚いて完二を見つめた。いきなり顔を見つめられて居心地が悪くなる。 「な、なんだよ」 「いや、やけに殊勝じゃない。完二にしては」 完二はバツが悪くなり、ちっと舌打ちして顔をそらした。 「今度はちゃんと守ってよね」 ルイズは顔を背けたままの完二に言った。 「おう、任せろ」 顔を逸らしたまま完二は力強く答えた。 準備が整ってからルイズたちは乗船した。いつのまにか追いかけていたワルドのグリフォンもいた。 船が大海原ではなく天空へと漕ぎ出して行く。目的地は空に浮かぶ大陸アルビオン。 前ページ次ページゼロのペルソナ
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モンスター図鑑(画像)No.4401~No.4440 No.4401ペルソナ4・クマ特製メガネ No.4402ペルソナ5・反逆の仮面 No.4403ペルソナ3・ペルソナ全書 No.4404ペルソナ3・女帝のタロットカード No.4405ペルソナ3・戦車のタロットカード No.4406ペルソナ4・魔術師のタロットカード No.4407ペルソナ4・星のタロットカード No.4408ペルソナ5・女教皇のタロットカード No.4409ペルソナ5・正義のタロットカード No.4410禁窟の大魔女・マドゥ No.4411炎鎖の大魔女・マドゥ No.4412絶島の大魔女・リーチェ No.4413氷華の大魔女・リーチェ No.4414孤峰の大魔女・ゼラ No.4415岩拳の大魔女・ゼラ No.4416ビッグフット No.4417輝山の魔原獣・ビッグフット No.4418白鯨 No.4419雲天の魔海獣・白鯨 No.4420パネラ No.4421新星の獣使い・パネラ No.4422幕末の亡霊・志々雄真実 No.4423炎から出でし修羅・志々雄真実 No.4424無限刃 No.4425爆炎龍・キングティラノス No.4426氷塊龍・キングプレシオス No.4427大花龍・キングブラキオス No.4428遊刻の時龍契士・ミル No.4429灯刻の時龍契士・ミル No.4430極醒の秘術神・オーディン No.4431極醒の幻術神・オーディン No.4432幕之内一歩 No.4433接近戦のスペシャリスト・幕之内一歩 No.4434宮田一郎 No.4435鷹村守 No.4436チンミ No.4437大林寺拳法・チンミ No.4438シーファン No.4439ガッシュ&高嶺清麿 No.4440やさしい王様・ガッシュ&高嶺 【No4361-4400】← →【No4441-4480】 投稿・編集される方へ:いつもありがとうございます。公式未発表モンスターの掲載は控えて頂くようお願いします。また、トラブル防止のため出所不明の画像は掲載をご遠慮ください。 by 管理人 コメント ↑ミスった -- 2015-01-14 21 59 26 ↑ちょっおまw -- 2015-06-05 18 26 28 ミニオーディン -- 2015-10-25 04 01 38 天狗 -- 2016-01-08 07 36 30 エンジュリオンになってんね。もふもふ。 -- 2016-02-04 21 35 08 clash of clans -- 2016-03-01 13 00 11 naruto -- 2016-03-14 19 19 16 ダルシ -- 2016-03-23 04 03 47 エイラ -- 2018-01-08 11 07 51 ブランクカードって何に使うんだ。 -- 2018-04-27 21 38 49 コメント すべてのコメントを見る
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チャート 1月 日 曜 天気 イベント 自由行動 1 日 雪 恋人関係にある異性から初詣のお誘い雪子→千枝→りせ→直斗→あい→太陽堂島に話しかけるとお年玉番組表「日刊ペルアニランド」「江戸川先生の放送教室」「HEY!HEY!HOO!音楽King!」更新夜はセーブのみ可 --- 2 月 雪 コミュを築いた人たちへ新年の挨拶周り。夜はセーブのみ可マーガレットに捜索を依頼すると2月に変化が起こる --- 3 火 雪 10日まで行動不可20日までクマが堂島家に滞在する 夜セーブのみ 4 水 雪 --- --- 5 木 雪 --- --- 6 金 雪 --- --- 7 土 雪 --- --- 8 日 雪 --- --- 9 月 雪 マーガレットに捜索依頼をしているとこの日に電話 --- 10 火 雪 授業 扇→知識upクエスト60-64開始時価ネットたなか:マハタルカオートセット、テトラコーンセット本日からコミュMAXの仲間と放課後行動するとペルソナ進化放課後:りせ(恋愛)、直斗(運命)、運動部(剛毅)、文化部(太陽) 農作業姿の主婦(ジュネス):宝石メロン、赤パプリカ クレーンゲーム:2プレイ100円 CROCO*FUR:メイド服セット入荷(198000円)夜:あい(月)、秀(塔) 畑で虫が捕れるようになる(畑から直ではなく屋内のバケツから) 放課後/夜 11 水 曇 放課後:雪子(女教皇)、直斗(運命)、クマ(星)、あい(月)料理:オリーブオイル→イタリアン餃子ガソリンスタンド りせ 農作業姿の主婦(ジュネス):プチソウルトマト、開錠ムギ夜:千枝(戦車)、直斗(運命)、小夜子(悪魔) 放課後/夜 12 木 雪 放課後:陽介(魔術師)、千枝(戦車)、雪子(女教皇)、完二(クマ)、クマ(星)、あい(月)、運動部(剛毅)、文化部(太陽) ガソリンスタンド:直斗 農作業姿の主婦(ジュネス):カエレルダイコン、青パプリカ クレーンゲーム:2プレイ100円夜 りせ(恋愛)、完二(皇帝)、小夜子(悪魔)、秀(塔) 冷蔵庫 グラビア本(時間経過なし) 放課後/夜 13 金 雪 放課後:りせ(恋愛)、クマ(星)、絵里(節制) ガソリンスタンド:完二 農作業姿の主婦(ジュネス):ミガワリナス、テトラコーン夜 陽介(魔術師)、雪子(女教皇)、文化部(太陽)、小夜子(悪魔) スナック紫路宮:客入り多め 放課後/夜 14 土 雪/曇 授業:悪魔を葬る→知識up放課後:陽介(魔術師)、千枝(戦車)、りせ(恋愛)、直斗(運命)、運動部(剛毅) ガソリンスタンド:雪子 農作業姿の主婦(ジュネス):マカラコーン、白パプリカ夜:直斗(運命)、秀(塔) スナック紫路宮:客入り多め 放課後/夜 15 日 曇 堂島より電話時価ネットたなか:虚無の書セット(21800円)、宝玉輪セット(12800円)昼:陽介(魔術師)、完二(皇帝)、ひさ乃(死神) ガソリンスタンド:千枝 農作業姿の主婦:ヒランヤキャベツ、緑パプリカ夜:雪子(女教皇)、千枝(戦車)、 スナック紫路宮:客入り多め 昼/夜 16 月 雪 クエスト65開始料理:マヨネーズ→とろとろ明太子パスタ放課後:陽介(魔術師)、千枝(戦車)、雪子(女教皇)、直斗(運命)、クマ(星)、文化部(太陽) ガソリンスタンド:りせ 農作業姿の主婦(ジュネス):宝石メロン、赤パプリカ夜:完二(皇帝)、りせ(恋愛) 放課後/夜 17 火 雪 クエスト66開始放課後:千枝(戦車)、雪子(女教皇)、直斗(運命)、クマ(星)、運動部(剛毅)、文化部(太陽) 陽介 農作業姿の主婦(ジュネス):プチソウルトマト、開錠ムギ夜:陽介(魔術師)、あい(月)、秀(塔) 放課後/夜 18 水 雪 1/2にマリーの捜索を依頼しているとマーガレットから電話放課後:完二(皇帝)、直斗(運命)、クマ(星)、あい(月) ガソリンスタンド:千枝 農作業姿の主婦(ジュネス):カエレルダイコン、青パプリカ夜:直斗(運命)、小夜子(悪魔) 放課後/夜 19 木 曇 授業 猫放課後:陽介(魔術師)、千枝(戦車)、クマ(星)、あい(月)、運動部(剛毅)、文化部(太陽)ガソリンスタンド:直斗 農作業姿の主婦(ジュネス):ミガワリナス、テトラコーン CROCO*FUR:留袖入荷夜:完二(皇帝)、りせ(恋愛)、小夜子(悪魔) 放課後/夜 20 金 曇/雪 堂島親子退院夜:文化部(太陽)、小夜子(悪魔) スナック紫路宮:客入り多め 夜 21 土 曇 放課後:陽介(魔術師)、千枝(戦車)、りせ(恋愛)、完二(皇帝)、直斗(運命)、運動部(剛毅)ガソリンスタンド:雪子 農作業姿の主婦(ジュネス):マカラコーン、白パプリカ夜:直斗(運命)、尚紀(刑死者) スナック紫路宮:客入り多め 放課後/夜 22 日 雪 菜々子退院祝い(日中行動不可)時価ネットたなか:ソウルフードセット(24800円)、龍宮石セット(21800円) スナック紫路宮:客入り多め 夜 23 月 雪/曇 法王、正義コミュ再開料理:弱火で沸騰させない→美汁おでん放課後:陽介(魔術師)、千枝(戦車)、直斗(運命)、文化部(太陽) ガソリンスタンド:クマ 農作業姿の主婦(ジュネス):マカラコーン、白パプリカ夜:完二(皇帝)、りせ(恋愛)、菜々子(正義) 放課後/夜 24 火 曇 放課後:千枝(戦車)、直斗(運命)、クマ(星)、運動部(剛毅)、文化部(太陽) ガソリンスタンド:完二 農作業姿の主婦(ジュネス):ヒランヤキャベツ、緑パプリカ夜:陽介(魔術師)、あい(月)、堂島(法王)、秀(塔) 放課後/夜 25 水 雪/曇 1/2にマリーの捜索を依頼しているとマーガレットから電話授業:赤放課後:直斗(運命)、クマ(星)、あい(月) ガソリンスタンド:千枝 農作業姿の主婦(ジュネス):宝石メロン、赤パプリカ夜:千枝(戦車)、直斗(運命)、菜々子(正義)、小夜子(悪魔) 放課後/夜 26 木 曇/雪 料理:冷たい牛乳を一気に→とろ~りクリームシチュー放課後:陽介(魔術師)、完二(皇帝)、クマ(星)、あい(月)、運動部(剛毅)、文化部(太陽) ガソリンスタンド:直斗 農作業姿の主婦(ジュネス):プチソウルトマト、開錠ムギ夜:完二(皇帝)、りせ(恋愛)、堂島(法王)、小夜子(悪魔) 放課後/夜 27 金 雪 放課後:りせ(恋愛)、クマ(星)、尚紀(刑死者)、絵里(節制) ガソリンスタンド:陽介 農作業姿の主婦(ジュネス):カエレルダイコン、青パプリカ夜:陽介(魔術師)、雪子(女教皇)、文化部(太陽)、小夜子(悪魔) スナック紫路宮:客入り多め 放課後/夜 28 土 雪/曇 放課後:りせ(恋愛)、直斗(運命)、運動部(剛毅) ガソリンスタンド:クマ 農作業姿の主婦(ジュネス):ミガワリナス、テトラコーン夜:菜々子の勉強を見てあげることに(土日2日間、遼太郎・菜々子♪2) 放課後/夜 29 日 曇 時価ネットたなか:仙人バッジセット(69800円)、升田石セット(39800円)昼:完二(皇帝)、りせ(恋愛)、ひさ乃(死神)農作業姿の主婦:マカラコーン、白パプリカ ガソリンスタンド:千枝 昼/夜 30 月 曇 授業:ペタバイト放課後:千枝(戦車)、雪子(女教皇)、直斗(運命)、クマ(星)、尚紀(刑死者)、絵里(節制) ガソリンスタンド:完二農作業姿の主婦(ジュネス):ヒランヤキャベツ、緑パプリカ夜:完二(皇帝)、りせ(恋愛)、菜々子(正義)、運動部(剛毅) 放課後/夜 31 火 雪 放課後:千枝(戦車)、直斗(運命)、クマ(星)、尚紀(刑死者) ガソリンスタンド:りせ 農作業姿の主婦(ジュネス):宝石メロン赤パプリカ夜:陽介(魔術師)、あい(月)、堂島(法王)、秀(塔) 放課後/夜 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
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未投下 前へ 目次へ戻る 次へ 1週間後 坂本「やぁっ!!」ヒュン! 俺「おおおぉッ!!」シャン! キィン! 俺「くっ・・・」ゼェゼェ 坂本「どうした、腰が引けているぞ。それとも、真剣では恐いか?」 来たるべき戦いに備え、俺は坂本と稽古に打ち込んでいた。 何故二人が真剣で打ち合っているか。事は5日前にさかのぼる。 ~5日前~ ---基地内ラウンジ--- それはラジオへ耳を傾けていた時であった。 ラジオの声《・・・依然、絶望病患者数は増加の一途を辿っており、政府も対応に追われています。》 ラジオの声《現在、世界規模で地上型の超小型ネウロイの出現が多数確認されています。》 ラジオの声《それに伴い、現在、連合国軍総司令部から緊急外出禁止令が発令されおります。》 ラジオの声《該当のネウロイ出現地域にお住まいの方はくれぐれも外出は控えるようにしてください。》 ミーナ「これも・・・彼の言っていた母なるものの影響かしらね・・・」 坂本「ああ・・・それに、その話にかこつけて妙な思想も出てきたそうじゃないか・・・」 ゲルト「終末思想とかいう話か・・・それなら私も新聞で見たな。」 エーリカ「バッカみたい。そんな事あたしらがさせないっての。」 シャーリー「ま、わからない気はしないけどな・・・こんだけおかしな事が起きてりゃ、そりゃ不安にもなるって・・・」 ミーナ「そうね。一般の人たちはこの事を知らないものね・・・」 その時だった。 ラジオの声「では、次のニュー・・・ザザ…ザザザ…」 突然ラジオの声にノイズが混ざり始める。 坂本「どうした?故障か?」 ゲルト「妙だな・・・」 ラジオの声《ザザ…皆様、ごきげんよう。》 俺「この声!?」 芳佳「確か、イヴって人の・・・」 ラジオからは突然、グレゴリの1人であるイヴの声が聞こえてきた。 ラジオの声《人間は今、憎悪の連鎖と将来の不安とが循環する目に見えない牢獄の囚われとなっています。》 ラジオの声《しかし、今世界は私たちを新たなステージへと引き上げる存在が訪れようとしている。》 ラジオの声《私は、その力・・・ネウロイの力とその真実に触れ、一足先にその力の一部を獲得しました。》 エイラ「コイツら・・・何言ってるんダ・・・?」 ラジオの声《そして、その力を得て私は確信しました。ネウロイの訪れは、全ての人間、いや、生きとし生ける者は全てにとっての救いであると。》 リーネ「ネウロイが救いだなんて・・・」 ペリーヌ「全くの真逆ですわ!」 ラジオの声《私はこれより、ネウロイの母たる存在の来訪を、より確かなものとするため、約束の地へと赴きます。》 ラジオの声《彼の者が訪れれば、全てのものが皆等しく救済されます。今は来るべき時に思いを馳せ、その日を待つだけでいい・・・》 ラジオの声《何も心配する事はありません、待つ事のみが、唯一の正しい選択なのだから。》 ラジオの声《同士諸氏よ、私と共にその日を待とうではありませんか!》 ラジオの声「ザザ・・・ザザ・・・ザー・・・」 ミーナ「・・・・・」 ゲルト「どうやら、妙な思想の原因はこいつらのようだな・・・」 ルッキーニ「シャーリー・・・」 シャーリー「大丈夫だ、ルッキーニ。みんなが居るんだからさ。」 坂本「しかし・・・なかなか尻尾を出さないと思ったらこんなところで出てくるとはな・・・」 サーニャ「あの人たちとも・・・戦わなくちゃいけないんでしょうか・・・」 ミーナ「そうね・・・彼女たちにとって私たちは障害でしかないわ。・・・最悪、彼女達とも戦わなきゃいけなくなるわね・・・」 全員が押し黙る。 俺「その時は・・・」 その沈黙を、俺の言葉が破った。 俺「その時は、俺があいつらを倒します。」 ・・・ ・・・ ・・・ ~現在~ 俺「・・・・・」チキッ… 坂本「はぁっ!」ブン! 俺「おおおお!!」シャン! キィン トサッ 刀が宙を舞い、地面へと突き刺さる。 坂本「勝負ありだな。」フォン 俺の喉元に刀を突きたてる坂本。 坂本「やはり、死闘の場において相手を殺さずに勝利を得ることなど不可能だ。わかっただろう?」 俺「分かってます、そんなこと・・・それでも・・・」 坂本「・・・?」 俺「それでも、俺はやります。たとえそれで、俺が死んだとしても。必ず。」 坂本に真剣な眼差しを向ける俺。 坂本「・・・お前の覚悟は分かった。私も最後まで付き合おう。だが、二度と死ぬという言葉は口にするなよ。いいな。」 俺「はいっス。」 坂本「では、もう一度だ。」 俺「よろしくお願いします!」 それから相次ぐネウロイの侵攻と、訓練の日々を経て決戦の前日を迎える。 決戦前夜 ---ブリーフィングルーム--- ミーナ「それでは、明日の最終作戦についてのブリーフィングを行います。」 ミーナ「明日、我々人類連合側は全ての統合戦闘団と各国の主力艦隊を結集し、北海海上に現れたあの塔で、ネウロイの元凶・・・母なるものを迎え撃ちます。」 ペリーヌ「全てって・・・その間、空いた場所の防衛はどうするんですの!?」 ミーナ「ええ・・・その間、苦しいでしょうけれど、各国が保有するウィッチの総力を持って防衛に当たるよう連合国側からの命令が出ているわ。」 エーリカ「そうしなきゃ、本当に世界がなくなっちゃうもんね・・・」 ペリーヌ「・・・・・」 坂本「大丈夫だペリーヌ。お前の祖国のウィッチたちは強い。それとも、お前は仲間を信じられないのか?」 ペリーヌ「! そう、ですわね・・・少佐のおっしゃる通りですわ。ありがとうございます、少佐。」 坂本「うむ。では、続けてくれ、ミーナ。」 ミーナ「ええ。先ほど言ったように全統合戦闘団と、各国の主力艦隊が今、北海へと進路を向けてすでに集まろうとしています。」 ミーナ「我々も明日、この基地からブリタニア連邦の航空戦艦、『ライオン』へ搭乗。そのまま例の塔へと向かいます。」 ミーナ「その後はストライカーで塔の頂上へと行き、そこで母なるものが現れるまで待機。母なるものの出現後、可能な限りの戦力を用い、これの討伐に当たります。」 ミーナ「これが明日決行される最終作戦、オペレーション『ラグナロク』です。」 ミーナ「決して失敗の許されない作戦です。失敗すれば、世界が滅びます。」 シャーリー「ガリアやロマーニャの時よりも規模が大きいな・・・」 ゲルト「どうしたリベリアン?今頃怖くなったか?」 シャーリー「怖いっちゃ、怖いな。でも、もう引き下がる気はないよ!」 ゲルト「当然だ!」 ミーナ「何があっても、明日で全てに決着がつきます。」 ミーナ「必ず・・・必ず勝つわよ!」 全員「了解!!」 芳佳「あ、あの!一ついいですか!」 ルッキーニ「どしたの芳佳?」 芳佳「みんなに渡したいものがあるんです。これなんですけど・・・」 そう言って宮藤は机にそれを並べる。 俺「リボン・・・?」 それはピンク色のリボンであった。数はしっかり12人分ある。 芳佳「あの時、僕さんが言ってましたよね、もし勝ったとしてもこの一年間の記憶は消えちゃうかもしれないって・・・」 リーネ「そっか・・・そういえば・・・」 芳佳「だから、坂本さんと考えたんです。この一年間の事を思い出せるきっかけが、何かあればなって。」 エイラ「それでこのリボンってわけカ。」 芳佳「はい。これを体のどこかにつけておけば、それを見たときに思い出せるんじゃないかって思うんです。」 ミーナ「いい考えね。みんなもどうかしら?」 ルッキーニ「さんせー!」 シャーリー「いいな、それ!」 満場一致で、宮藤の提案通り、皆リボンをつけることになった。 ゲルト「こ、こんな感じか?」 エーリカ「うん。トゥルーデ似合ってるぅ~」 シャーリー「ここをこうしてっと・・・どうだ、ルッキーニ?」キュッ ルッキーニ「ばっちし!にひー!」ニッコリ 各々がリボンをつけ終わる。 坂本「そうだ、前に果たせなかった約束をもう一度しよう。」 ペリーヌ「約束・・・ですか?」 坂本「ああ、花見だ。戦いが終わったら扶桑でみんなで花見をしよう。このリボンがあれば、この約束もきっと思い出せるはずだ。」 芳佳「そうですね!今度こそ約束です!」 坂本「日にちも決めなければな・・・桜が咲くころだと・・・4月の初めあたりか・・・」 ミーナ「あら、素敵ね。みんなは大丈夫そうかしら?問題がなかったら、私がみんなで一緒に扶桑へ行けるよう戦いが終わった後に連絡を入れておくけど・・・」 エイラ「どうする、サーニャ?」 サーニャ「うん。桜、見てみたいし、私も行くわ。」 エイラ「でも、お父さんとお母さんのことはどうするんダヨ?」 サーニャ「扶桑とオラーシャはそれなりに近いし、お父様とお母様もきっと生きてるから・・・だから、大丈夫。」 エイラ「そ、そっか・・・」 ミーナ「特にないみたいね。じゃあ、連絡しておくわね。」 坂本「すまんな、ミーナ。苦労を掛ける。」 ミーナ「前も言ったでしょう。もう慣れっこよ。」ニコ 芳佳「あの、それで場所はどうするんですか?」 坂本「横須賀でいいだろう。近くに花見に最適の場所がある。」 ミーナ「それじゃあ、このリボンは常につけていましょう。何があっても、絶対にはずす事の無いように。」 皆、一様に頷く。誓いのリボンが、より一層、皆の絆を深めた。 夜 ---エイラ&サーニャの部屋--- 俺、エイラ、サーニャの3人はインディアンポーカーに興じていた。ハートやダイヤなどのマークや色を使用しない、数字だけで勝負する簡単な形式だ。 俺「エイラ、かえた方がいいんじゃないっスか?その札、多分今日一番で最弱っスよ。」 エイラ「ヘン!お前なんかに騙されるかヨ!私は変えないかんナ。」 サーニャ「私も、かえた方がいいと思う。」 エイラ「さ、サーニャが言うならしょーがねーナ・・・」 渋々カードを捨てるエイラ。 エイラ「キング・・・ってやっぱり一番強かったじゃないカー!!」 俺「ははは!!これで勝ちはいただきっス。」 サーニャ「ごめんね、エイラ・・・」 エイラ「うぅ・・・くそぉ・・・」ペラッ エイラはもう一度カードを引き直し、カードを見ないようにしながら額へ当てる。 サーニャ「俺も、かえた方がいいと思う。」 俺「あはは、残念、俺はその手には引っかからないっス。このまま勝負するっスよ。」 エイラ「後悔すんなよナー」 俺「じゃあいくっスよ・・・せーの!」 三人が同時にカードを見せる。 俺【A】 エイラ【8】 サーニャ【Q】 俺「」 サーニャ「だから言ったのに・・・」 エイラ「ヘヘーン!ザマー見ろ!サーニャを信じないからこうなるんだゾ!」 俺「ぐぬぬ・・・ま、いっか・・・と言うより、こんなことできんのも今日で最後なんスかね・・・」 エイラ「何辛気臭いこと言ってんダヨ。明日も、その先もずっとできるに決まってんダロ。」 サーニャ「俺のそういうところ、良くないわ。」 俺「あはは・・・そっスね、ごめんなさい。」 エイラ「・・・あのさ、俺。オマエ、戦いが終わったらどうするんダ?」 俺「それ、もしかして俺に死亡フラグ立てさせようとしてんスか?」 エイラ「は?ふらぐ?」 俺「なんでもないっス・・・そうっスね・・・今はカールスラント空軍預かりってことになってるから、一度原隊復帰するかもしれないっス。まぁ、すぐに引退しますけど。」 エイラ「あのさ、もし、そのあとやることないんだったら一緒に、サーニャの両親を探さないカ?」 俺「え・・・?・・・俺も、一緒についていっていいんスか?」 サーニャ「一緒に来てほしいの・・・お願い・・・」 エイラ「サーニャも言ってるダロ。だから、ナ。」 俺「・・・そっスね・・・じゃあ、一緒に行かせてもらうっス。なおさら負けられないっスね、明日。」 エイラ「ダナ。じゃあ三人だけの約束ダ。必ず、生きて戻って来ようナ。」スッ サーニャ「うん。」スッ 俺「おうっス!」スッ 三人で手を重ね合う。リボンに新たな誓いが刻まれた。 俺「っと、じゃあ俺はそろそろ部屋戻りますね。」 エイラ「なんダ、もう帰るのカ?」 俺「もうって・・・もうすぐ消灯っス。規則は守らないと。」 エイラ「お前ってヘンなとこ真面目だよナ~」 俺「いや・・・実は、前に抜け出したらバルクホルン大尉にばれちゃって・・・怒られたんスよ・・・」 エイラ「ふーん・・・ま、いいけどサ。」 俺「じゃあ、お邪魔しました。」スクッ サーニャ「あっ・・・」 サーニャが俺を引き留めようと手を伸ばしかける。 俺「? どうかしたっスか?」 サーニャ「ううん・・・なんでもない・・・おやすみなさい・・・」 俺「はい、おやすみなさいっス。また明日。」ニッ ガチャ パタン サーニャ「・・・・・」 サーニャはどこか寂しそうな表情を浮かべている。 エイラ「・・・・・」 ---基地内バルコニー--- 坂本「すまなかったな宮藤・・・お前を連れてきた上に危険な目に合わせてばかりで・・・」 芳佳「謝らないでください、坂本さん。私、後悔なんかしてないです。」 芳佳「むしろ、ここに来てよかったです。みんなと会うこともできたし、なにより、たくさん、素敵な思い出ができましたから。」 坂本「宮藤・・・」 芳佳「だからこそ、明日は負けられません。坂本さんの分も、私、しっかり戦ってきます。」 坂本「・・・はっはっは!!言うようになったじゃないか宮藤!そうだな、お前には私の分もしっかり戦ってもらわないとな。」 芳佳「はい!」 坂本「必ず、生きて扶桑へ帰ろう、宮藤。」 芳佳「はい。」 ---芳佳&リーネ&ペリーヌの部屋--- ペリーヌ「・・・・・」 家宝のレイピアを見つめるペリーヌ。 リーネ「それ、たしかペリーヌさんの家宝の・・・」 ペリーヌ「ええ、大切なレイピアですわ・・・これを見ていると、祖国のことを思い出しますの・・・」 リーネ「ペリーヌさんは、ガリアが本当に大好きなんですね。」 ペリーヌ「もちろんですわ。あなたは、祖国を愛していないのかしら?」 リーネ「いえ・・・私も、ブリタニアは大好きです・・・」 ペリーヌ「そうでしょうね。なら、その愛する祖国を守るためにも、明日は負けられませんこと?」 リーネ「はい・・・絶対に、負けられません・・・勝って、ガリアもブリタニアも、全部平和にしたいです!」 ペリーヌ「ええ。必ず勝って帰りますわよ、私たちの祖国に!」 リーネ「はいっ!」 ペリーヌ「ふふっ・・・さぁ、カモミールを入れて差し上げますわ。よく眠れるように。」 ---ゲルト&エーリカの部屋--- コンコン エーリカ「あ、誰か来た。」 ゲルト「今開ける。」 ガチャ ゲルト「ミーナ?どうした、こんな時間に?」 ミーナ「今日ぐらいあなたたちと一緒に居たいと思って・・・」 エーリカ「入りなよ~」 ミーナ「そうね。お邪魔するわ。」 部屋へと足を踏み入れたミーナの眼前には、半分は綺麗に片づけられ、もう半分はゴミ屋敷と化したような不可思議な光景が広がっていた。 ミーナ「それにしてもフラウ・・・これは少し散らかりすぎね・・・」 ゲルト「掃除させようとしてもすぐどこかへ行ってしまうからな、コイツは・・・」 エーリカ「だってメンドくさいじゃん。」 ミーナ「はぁ・・・あなたは明日の戦いが終わった後、この部屋を掃除ね。」 エーリカ「え~!」 ゲルト「え~じゃない!やるんだ!」 エーリカ「ちぇ~・・・わかりましたよ~」 ミーナ「ふふっ・・・」クスクス ゲルト「? どうした、ミーナ?」 ミーナ「いいえ、フラウに掃除させるためにも、負けられないわね。明日は。」 ゲルト「ははは!そうだな。お前のためにも負けられん。」 エーリカ「え~・・・だったら負けてもいいよ~・・・」 ゲルト「バカをいうなハルトマン!」 エーリカ「冗談だってば・・・それにさ、トゥルーデとも約束したもんね。」 ミーナ「カールスラントの空を、私たちの手で取り戻す。だったわね。」 ゲルト「ああ。むしろうまくいけば世界の空を取り戻せるんだからな。これほどの喜びはない。」 エーリカ「じゃあもっかい約束。あたし達の手で絶対に取り戻そうね。」 ゲルト「ああ!」 ミーナ「ええ、もちろんよ!」 ---シャーリー&ルッキーニの部屋--- ルッキーニ「シャーリー・・・」 シャーリー「どうした、ルッキーニ?」 ルッキーニ「あたし、みんなとお別れしたくない・・・」 シャーリー「どうしたんだ突然?」 ルッキーニ「だって・・・戦いが終わったら、今まであった事・・・忘れちゃうんでしょ?そうなったら・・・」 シャーリー「・・・こっちおいで、ルッキーニ。」 シャーリーはひざの上にルッキーニを座らせる。 シャーリー「大丈夫だぞ、ルッキーニ。私たちにはこのリボンがあるんだ。」 そう言ってシャーリーは手首につけたリボンを見せる。 シャーリー「だから、きっと思い出せる。このリボンは私たちの繋がりの証だ。」 シャーリー「どんなに離れていても、このリボンが私たちを繋ぎとめてくれる。」 シャーリー「それに、お前にはこれもあるだろ?」 そう言って、ルッキーニの首にかけられたゴーグルを持ち上げるシャーリー。 誕生日に受け取って以来、ルッキーニはこのゴーグルを肌身離さず、ずっと首にかけている。 シャーリー「それにな、もしルッキーニが思い出せなかった時は、私が教えてやる。だからなにも心配しなくていいんだぞ。」ナデナデ ルッキーニ「・・・うん。ありがとう、シャーリー。」ギュッ シャーリー「きっと戻って、また一緒に旅しような。」 ルッキーニ「うん・・・!」 深夜 ---エイラ&サーニャの部屋--- すでに消灯時間を迎え、寝床についていた。 エイラ「・・・・・」 サーニャ「・・・・・」 エイラ「・・・なぁ、サーニャ。起きてるカ?」 サーニャ「うん・・・」 エイラ「・・・行かなくていいのか?」 サーニャ「え・・・?」 エイラ「さっき、俺に何か言おうとしてたダロ?伝えに行かなくていいのカ?」 サーニャ「・・・・・」 エイラ「行って来いヨ。モヤモヤしたままだと、眠れないゾ。」 サーニャ「・・・うん。いってくるね・・・」 エイラ「あんま遅くなんなヨ。」 サーニャ「うん。」 ツカツカ カチャ パタン エイラ「・・・・・」 ---俺の部屋--- 俺(寝れないな・・・もう少し、2人と話してたかったな・・・) 俺(ちょっと外の空気でも吸うか・・・) 扉へと歩み、ドアノブに手を掛け扉を開く。 ガチャ サーニャ「っ!」 俺「え・・・さ、サーニャ・・・?」 扉の前にサーニャが立っていた。 サーニャ「・・・・・」 ギュッ 俺「!? ど、どうしたんスか、サーニャ・・・?」 サーニャ「・・・・・」ギュゥ… 俺「・・・とりあえず入ってくださいっス。ココア、淹れますから・・・」 サーニャは無言で頷き、俺に連れられ、部屋へと入る。 俺は彼女をベッドへと腰かけさせ、ココアを手渡す。 俺「熱いから気を付けて・・・」スッ サーニャ「・・・・・」コクリ 一度頷いてからココアを受け取るも、一向に手を付ける様子がない。 俺「だ、大丈夫っスか?熱は・・・」 サーニャの額へ手を当てる。 俺「大丈夫みたいっスね・・・」 その後も手を付ける様子がないので、サーニャからカップを預かり、近くの台の上へ置く。 トサッ 俺「!」 不意にサーニャが俺の肩へ寄りかかった。 サーニャ「俺・・・」 俺「は、はい・・・」 サーニャ「好き・・・」 俺「へ!?あ、いや・・・俺も、大好きっスよ・・・」 サーニャ「お願い・・・いなく・・・ならないで・・・」ギュゥ そのまま俺の腕にしがみ付く。 俺「・・・俺は、どこにも行かないっスよ。」 サーニャ「でも、俺のこと忘れちゃうかもしれない・・・私の中で俺が、どこか行っちゃう・・・それが、怖い・・・」 俺「・・・あはは。嫌だな・・・まだ忘れるって決まったわけじゃな・・・」 サーニャ「・・・・・」 サーニャが健気な瞳を俺へと投げかける。その翡翠色の眼差しの奥で、涙が揺れ動く。 俺「・・・目、瞑ってください。」 言われた通り、サーニャは瞳を閉じる。 それから数瞬の間を挟み、 サーニャ「っ・・・」 唇に、何かが触れた。 そのまま数秒の沈黙が流れる。 ふと、触れていたそれがゆっくりと離れた。 俺「・・・・・」ニコ 瞳を開けば、俺が微笑んでいた。 俺はサーニャの両頬を包むように手を添え、額を軽く、こつりと合わせる。 俺「今のは、俺を忘れないおまじない。これでサーニャは俺の事、忘れないっス。」 サーニャ「・・・・・」 俺「だから大丈夫。何も、心配することはないっス。」 サーニャ「・・・・・」 それでもサーニャの顔が晴れることはなかった。それどころか、揺らいでいた瞳から今にも涙がこぼれ落ちてしまいそうだった。 俺「・・・・・」 チュッ 彼女を慰める術が俺には分からなかった。 今こうして口づけても、この子はきっと悲しいままなのかもしれない。 こんなにも大好きで愛おしいのに、こうするほかに自分には方法が見つからない。そんな自分が情けくて、悔しい。 しばらくして、頃合いをつけ俺が唇を離そうとする。 刹那、 俺「ん!?」 サーニャの唇が、不意に俺の唇を塞いだ。俺が一瞬息苦しそうな表情を浮かべる。 サーニャ「ん・・・」チュッ… それでも構わず、キスを続ける。 やがてキスに熱が入り始める。触れ合うだけだった口づけは、いつしか啄ばむようなキスへと変わり、互いに唇を吸いあう。 チュッ…チュゥ… 上唇と下唇をそれぞれをはむように口づける。その間に互いの指は自然に求め合い、絡まる。 サーニャ「んっ・・・は・・・ぁ・・・ちゅっ・・・」 俺「ん・・・ちゅ・・・ちゅっ・・・」 それからサーニャはもう一度俺に唇を押し付け、舌を口内へと滑り込ませる。 俺「っ!」 彼女の柔らかな舌が俺の舌を撫でる。2人は絡め合っていた手を離し、俺は腰へ、サーニャは首の後ろへと手を回す。 サーニャ「れろ・・・ちゅる・・・はぁ・・・ちゅ・・・」 俺「ちゅ・・・んっ・・・んくっ・・・」 ぎこちないながらも、ゆっくりと、お互いを確かめ合うように舌を動かす。 時折サーニャから漏れる甘い吐息と、舌の柔らかくねっとりとした感触が俺を昂ぶらせる。頭の中が蕩けてしまいそうだった。 もう、何も考えられない。 サーニャ「ちゅく・・・んぅ・・・ちゅっ・・・」 今は・・・今だけは・・・ 俺「・・・ん・・・ふっ・・・ちゅ・・・」 きみに触れていたい・・・ チュルッ… 唇が離れる。 二人の間に名残を惜しむように銀糸が伸び、切れてからベッドの上に滴り落ちる。 息を乱しながら、再び二人は抱擁を交わす。 サーニャ「はむっ・・・」 俺「っ・・・」 肩に頬を預けていたサーニャが、不意に俺の耳朶を食み、舐る。 俺「さ、サーニャ・・・」 サーニャ「ん・・・ちゅ・・・」チュピッ しばらくして食んでいた唇が離れ、サーニャは俺の肩へ再び頬を預ける。 そんな彼女を抱きしめながら、俺は右腕で彼女の髪を撫で続ける。 サーニャ「離れ・・・ないで・・・」 震えた声でただ一言、サーニャが耳元でつぶやいた。 俺「・・・・・」 サーニャ「・・・・・」 見つめ合う二人。それから言葉を交わすことなく、 チュッ… 再び口づけ合う。 手を重ね合わせながら、俺はゆっくりとサーニャを押し倒した―― ―――――― ―――― ―― そして、決戦の日を迎える・・・ 続き→ペルソナ20 -ページ先頭へ
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エリア1 タイトル 必要アイテム・ペルソナ 必要AP 獲得可能ペルソナ エリア2 タイトル 必要アイテム・ペルソナ 必要AP 獲得可能ペルソナ エリア3 タイトル 必要アイテム・ペルソナ 必要AP 獲得可能ペルソナ エリア4 タイトル 必要アイテム・ペルソナ 必要AP 獲得可能ペルソナ エリア5 タイトル 必要アイテム・ペルソナ 必要AP 獲得可能ペルソナ
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カラーCSデフォルト 追加カラー CPデフォルト 追加カラー キャラクター設定 必殺技名ドリームサリー スワロームーン マミサーキュラー エアペルシャ ドラマティックサミー ミスティックモモ フォーリンメロディ ミラクルジャンヌ キュアドットタイフーン シャイニングレイアードフォース ハッピーマギカ(CP新技) マジカルハートキャッチ(CPオーバードライブ) 技モーション基本立ちガードモーション 空中ダッシュ 通常技 必殺技 カラー CS デフォルト +1(ノーマル) +2 プリマ・プラム(秋姫すもも)(ななついろ★ドロップス) +5 キュアサンシャイン (ハートキャッチプリキュア!) +7 キュアリズム (スイートプリキュア♪) +8 キュアムーンライト (ハートキャッチプリキュア!) +9 キュアブロッサム (ハートキャッチプリキュア!) +10 キュアマリン(ハートキャッチプリキュア!) +11 +12 1番カラーのアレンジ 追加カラー 1…高町なのは(魔法少女リリカルなのは)(AHがまんまSLB) 2…黄金カラー 3… 4… 5…モノクロカラー 6… 7…レイレイ(ヴァンパイアセイヴァー) 8…ブリジット(ギルティギア) 9…アイリス(ポケモン) 10… 11…ニア(グレンラガン) 12… CP デフォルト 1…ノーマルカラー 2…佐倉杏子(魔法少女まどか☆マギカ) 3…美樹さやか(魔法少女まどか☆マギカ) 4…キュアマーチ(スマイルプリキュア!) 5…巴マミ?(魔法少女まどか☆マギカ) キュアピース?(スマイルプリキュア!) 6…暁美ほむら(魔法少女まどか☆マギカ) 追加カラー 7… 8… 9… 10… 11…ブリジット(ギルティギア)※CSの追加カラー8 12… 13…鹿目まどか?(魔法少女まどか☆マギカ) キュアハッピー?(スマイルプリキュア!) 14…ハザマ(BLAZBLUE)※ノーマルカラーの交換 15…堂島菜々子(ペルソナ4) 16… キャラクター 設定 二重人格(三重人格)誕生日が双子の日 必殺技名 「魔法少女」「魔女っ子」とよばれるアニメ・漫画のタイトルがこれでもかと詰め込まれている。 自重を自粛した結果、製作陣の世代がバレてしまうのはご愛嬌。 ドリームサリー 「魔法使いサリー」より。 魔女っ子作品の金字塔。現在に至るまで綿々と受け継がれる、物語のスタンダードを作った作品。 アニメオリジナル作品だと思われがちだが、「三国志」「鉄人28号」などのヒットで知られる横山光輝作品だったりする。 技性能はヴァンパイアセイヴァーのオルバス。同じく、相手を泡で封じ込め、攻撃すると割れるのが同じ。 スワロームーン 「美少女戦士セーラームーン」(竹内直子、なかよし連載)より。 戦う変身少女を描いた作品の中でも最も有名どころ。 (ちなみに、変身して戦う女性という要素は「キューティハニー」が先駆。でもアレは“少女”じゃないな!) 今もなおリメイクされたり、このようなネタとして使われるほどの強い人気を誇る。 マミサーキュラー 「魔法の天使クリィミーマミ」より。 変身すると成長し、成長した姿でアイドルをするというタイプの魔女っ子。 「魔女としての自分の責任」と「魔法のない日常を送るべき人間」としての、自分に葛藤する演出が重視されはじめる先駆。 ちなみに、「変身後は成長する」という要素は『ふしぎのメルモ』から続く要素。 エアペルシャ 「魔法の妖精ペルシャ」より。上記クリィミーマミに続く魔法少女シリーズ3作目。 当初はコメディタッチの魔法少女物語だったが、前作に増して“人間性”を問うシナリオは高く評価されている。 ドラマティックサミー 「魔法少女プリティサミー」より。 「天地無用!」という作品から派生したという特徴がある。 元は青年と宇宙人のドタバタコメディのスピンオフが魔法世界の命運を分ける王座決定戦をやらかす。 「天地無用!」内では、ちょっとしたギャグの一つでしかなかったが、あまりの反響の多さにTVシリーズにまでなった。 大元の「天地無用!」同様、OVA版とTV版、小説版、ラジオドラマ版…etcと、メディアごとで内容が違う。 (天地無用!系列はリニューアルするたびに内容が変わるという伝統がある。ブレないのは大元のOVAのみ、 映画版ですら本編とは設定が違ったりする。) ミスティックモモ 「魔法のプリンセス ミンキーモモ」より。 主人公の少女が変身し、スペシャリストとして業界に飛び込み、そこにいる人々に夢を与えて行く物語。 ブッ飛んだ脚本、台本、演出などがメインターゲットの少女層を凌ぐオタク勢の人気をつかんだ。 “魔法少女”というジャンルが「少女のためだけにあるのではない」ことを明らかにした作品。 (一応、変身の要素を見れば「キューティーハニー」や「セーラームーン」あたりが男性人気を集めた作品だが、 「魔法少女」という要素自体が評価されたものはこれがほぼ初となる) フォーリンメロディ 「おねがいマイメロディ」より。 サンリオのキャラクター「マイメロディ」30周年を記念して製作されたアニメ作品。 魔法少女というよりは「ドラえもん」や「ハクション大魔王」的な「主人公を助ける」コメディ作品。 ミラクルジャンヌ 「神風怪盗ジャンヌ」(種村有菜、りぼん連載)より。 かつてジャンヌダルクとして戦った女神の魂を受け継いだ少女が、悪魔に憑かれた芸術作品を怪盗として浄化してゆく物語。 国内でもそれなりの人気を誇ったが、海外でより高く評価されることとなった、数奇な作品。 キュアドットタイフーン 「プリキュア」シリーズより。 「ふたりはプリキュア」から続くシリーズ。上記「セーラームーン」から続く系譜の戦う少女を描いたアニメ。 物語こそ小学生以下の子供向けながら、アクションシーンはその前枠から続く特撮ヒーローたちに負けないダイナミックさが特徴。 シャイニングレイアードフォース 「魔法騎士(マジックナイト)レイアース」(CLAMP、なかよし連載。単行本は無印・「2」共に全3巻)からか? 「異世界に飛ばされた3人の少女が、その世界を救うために旅をする」という、J・RPG的演出の作品。オモチャなどでは子供向けの展開がなされたが、筋書きは指輪物語等に近い本格派。CLAMPだけあって、メインターゲットはむしろ成人層であったといえる。 ちなみに、登場人物の大部分の名前が車の名前だったり、少女マンガでは初めて巨大ロボット(あくまでも外見が)が登場する漫画でもあった。CLAMPのメンバーの1人に特撮オタクがいるため、意図的にやった模様。 アニメと漫画では「根本は一緒だが、ストーリー展開が全く違う」のも面白さの一つ。カットイン中の台詞と技の挙動がどこかで見たような感じなのは……(゚ε゚)キニシナイ!! ハッピーマギカ(CP新技) 「魔法少女まどか☆マギカ」より。 2011年に大ヒットしたTVオリジナルアニメ。2012年には劇場版も公開された。可愛らしいタッチのキャラクターや世界観からは想像もできない、戦うことの残酷さや魔法少女達の宿命の重さをテーマとした非常にシリアスなストーリー展開が話題を呼び、「魔法少女」の存在を現代に改めて問いなおした作品。 マジカルハートキャッチ(CPオーバードライブ) 「プリキュア」シリーズより、「ハートキャッチプリキュア」より。 技モーション 基本 立ちガードモーション 持っている杖が通行禁止標識になる。 空中ダッシュ カードキャプターさくら?「翼をはやした杖にまたがって~」という姿から。箒ならともかく、翼を生やした杖となるとかなり数が絞られるので、教えて詳しい人! 通常技 5Aグーチョキパーにランダムで変化。 6Bヒップアタック。格闘ゲームではしばしば登場する技モーションのため、特に元ネタはないと思われる。ストZERO3のレインボーミカ、龍虎の拳のユリ・サカザキ、同社制作GGXXのブリジット、KOFのリリィ・カーンなど。 必殺技 特になし? 通常カラーの7かな?紫のがネプテューヌじゃないかな -- (名無しさん) 2013-01-13 22 17 44 追加カラー9はどう見てもキュアマリン -- (名無しさん) 2013-04-03 23 53 33 追加カラー15ってカードキャプターさくらっぽいなって思ったんだけど違うかな? -- (名無しさん) 2013-04-29 13 47 27 追加カラー15はみんなペルソナのパロディカラーだから、ペルソナ4の菜々子だと思う -- (名無しさん) 2013-04-30 02 11 28 プラチナの元ネタページだけ気合い入りすぎwww -- (名無しさん) 2013-05-18 16 59 16 CSの追加カラー9は絶対アイリスじゃない -- (名無しさん) 2013-06-25 22 20 01 どうでもいいことなんだけど、プリキュアの戦闘中の打撃音って北斗の拳なんだぜ。最初聞いた時は爆笑したなぁ。ハートキャッチじゃ百列拳打つし、どんな「女の子」だよとww -- (名無しさん) 2013-10-09 04 05 19 CPカラー2~6は個人的にビビッドレッドオペレーションじゃないかと 初期五色だけみたらこれしか一致しなかったし、半端にマーチだけとかまどかだけアニメネタの位置にあるってのも不自然だし -- (名無しさん) 2013-10-27 10 53 48 意見がめっちゃ多いので「それっぽいな!」と思ったら、画像とセットにして上げるようにしてください比較画像ありじゃないとコンセンサス取れなくて確定出来ないです -- (管理人) 2013-10-27 13 09 09 クラッシュとりがーはまどマギのマミさんのティロ・フィナーレ? -- (名無しさん) 2013-10-28 14 12 33 名前 コメント すべてのコメントを見る
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その他 基本的にデータ以外のページです 目次 その他週刊アンケート第8回集計結果発表 第7回集計結果発表 第6回集計結果発表 第5回集計結果発表 第4回集計結果発表 第3回集計結果発表 第2回集計結果発表 第1回集計結果発表 ログインページにIDとパスワードが記憶できない場合 一番手軽に試せる方法 他のサービス、ログインページなど、今まで記憶したIDパスワード消えて良いなら ノートン2008/ノートンインターネットセキュリティを使ってるなら ID管理用のフリーソフトを導入する 週刊アンケート お休み中 第8回集計結果発表 現在、あなたが主にさ迷い中の階層は?の結果 選択肢 投票数 29~42階 157 15~28階 94 43~56階 69 01~14階 26 57~70階 20 参加して下さったさ迷い人のみなさんありがとうございました。 2008年4月28日~5月8日頃まで受付、投票総数は366票でした。 噂の56階で足止めされているさ迷い人が多いかと思いきや、全体の進行度はまだまだ緩やかな様子がうかがえます。焦らず自分のペースで楽しむのが良さそうです。 第7回集計結果発表 次回アップデート「闘争」に登場するなかで、気になるコミュニティは?の結果 選択肢 投票数 愚者 75 運命の輪 50 戦車 27 魔術師 25 参加して下さったさ迷い人のみなさんありがとうございました。 2008年4月20日~4月27日頃まで受付、投票総数は177票でした。 大型アップデート第二弾によりコミュニティ闘争が開始されました。最初の数回は戦車が連勝しており、それぞれのコミュニティによって勝利恩恵が異なるようです。結果の数値が何を意味しているのかはまだわかりませんが、しばらくお気に入りでがんばるも、すぐに勝ち馬に乗るも、すべてはさ迷い様次第・・・。 その他詳しいアップデート内容はこちらから 第6回集計結果発表 関連作のザ・ナイト・ビフォアはプレイしていましたか?の結果 選択肢 投票数 YES 160 NO 56 参加して下さったさ迷い人のみなさんありがとうございました。 2008年4月12日~4月20日頃まで受付、投票総数は216票でした。 ナイト・ビフォアはペルソナ3関連の作品でしたが、同じくアインソフは7月10日発売予定のペルソナ4と関連しています。ペルソナ4って何?という方は公式サイトもさ迷ってみてはいかがでしょうか。 第5回集計結果発表 何も知らないあの頃…パートナーとして一番始めに選択したペルソナは?の結果 選択肢 投票数 イヌガミ 89 ピクシー 84 エンジェル 76 オバリヨン 21 参加して下さったさ迷い人のみなさんありがとうございました。 2008年4月3日~4月11日頃まで受付、投票総数は273票でした。 P4関連で新たにさ迷い人となった方々を巻き込みつつ、大型アップデート第二弾も告知されました。 更にプレゼントキャンペーンもあるそうで、まだまださ迷い道の先は長そうです。 第4回集計結果発表 欲しかった武器と防具が売っていたのに手持ちが足りない…どちらを先に買う?の結果 選択肢 投票数 武器 146 防具 36 参加して下さったさ迷い人のみなさんありがとうございました。 2008年3月26日~4月2日頃まで受付、投票総数は182票でした。 ガンガン攻めにいくのかガッチリ守るのか、趣向が分かれるかと思いきや武器派の方がかなり多い結果となりました。 アインソフでは上るのに必ず敵に勝たないといけないというのも関係ありそうですね。 参考 304 Not Modified 武器と防具どちらを先に買いますか? 第3回集計結果発表 イゴールとエリザベス、どっちがお気に入り?の結果 選択肢 投票数 エリザベス 151 イゴール 49 参加して下さったさ迷い人のみなさんありがとうございました。 2008年3月19日~25日頃まで受付、投票総数は200票でした。 新たにマーガレットが登場し個人間でのアイテム取引が可能になりました。 懐具合と相談のうえ、ご利用は計画的に…。 第2回集計結果発表 レベルアップ時の育成で最も重視しているのは?の結果 選択肢 投票数 力 75 魔 71 バランス 35 運 34 耐 13 参加して下さったさ迷い人のみなさんありがとうございました。 2008年3月12日~18日頃まで受付、投票総数は228票でした。 今作はステータス条件で様々なペルソナが用意されているようですから 育て方によって、さ迷い人に個性が表れやすそうですね。 第1回集計結果発表 あなたが今後のアインソフにまず期待することは?の結果 選択肢 投票数 生産関連の充実や調整 180 育成関連の充実や調整 97 ランキングなど新要素の追加 53 戦闘関連の充実や調整 27 参加して下さったさ迷い人のみなさんありがとうございました。 2008年3月5日~11日頃まで受付、投票総数は357票でした。 先日の修正で殴り中心のプレイでも上りやすくなりましたが 今後のアップデートでより楽しませてくれることを期待しつつ、各々さ迷いましょう。 ログインページにIDとパスワードが記憶できない場合 通常、ログインページで1度IDとパスワードを入力すると、ブラウザのオートコンプリート機能で記憶するかどうかの窓が出るが、何らかの理由でそれが出ずに、毎回手入力したり、コピペする必要があって不便だと思ったら以下を試してみてください。 (もちろん毎回手で入力するのがセキュリティ的には一番安全です) 以下を順番に試してみて、「IDパスワードを記憶しますか?」の窓が出たらおめでとう。 次からは、ログインページでID入力欄をダブルクリックしたらIDもパスワードも自動で入力される。 一番手軽に試せる方法 IEだと、公式Topからアインソフをクリックする ↓ ブラウザがアインソフだけ開いたら、Tabキーで選択して「ゲームを始める」に合わせて、Enterキー ↓ IDとパスをコピペする(マウスを使わずAlt+Tab、Ctrl+C、Ctrl+Vを使ってキーボードだけで) ↓ コピペしたら、Tabキーで選択して「ログインする」に合わせて、Enterキー ここで「パスワードを記憶しますか?」の確認画面が出なかったら一旦 ログアウトして、再度TABで移動してログイン。 これを2,3回繰り返すと、確認画面が出てきて記憶させる事ができる もしくは、パスワードを先に入力して、次にIDを入力、それでTABで移動してログインする。 他のサービス、ログインページなど、今まで記憶したIDパスワード消えて良いなら (家族共用のPCの場合は家族に確認しよう) インターネットのプロパティ→「コンテンツ」タブを開く→オートコンプリートのボタンを押す →オートコンプリートの設定で、 「フォームのユーザー名およびパスワード」の項目(必要なら、その下の「保存する確認をする」の項目も)にチェックが入っているか確認 →チェックが入っていなければ、チェックを入れてからアインソフにログインしてくる。 既にチェックが入っていたのに今まで記憶されていなかったのなら、過去に既に「記憶しない」を選択した可能性がある。 その場合は、下の「フォームのクリア」及び「パスワードのクリア」ボタンを押す。 (※当然今まで記憶されていた他のIDとパスは消されるので注意) →PC再起動 →アインソフへIDとパスを普通に入力してログイン →記憶しますか?と聞かれたら「はい」と答える ノートン2008/ノートンインターネットセキュリティを使ってるなら 「IDセーフ」機能があってIDとパス保存してくれて自動で入力してくれる 設定方法はノートンのヘルプで。 ID管理用のフリーソフトを導入する 詳細は「ID manager」「ロボフォーム」で検索してみよう。